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ゲーム ニンテンドースイッチ

ニンテンドースイッチの評価とレビュー。携帯機を超えたグラフィックと面白い体験が融合。

ニンテンドースイッチを入手したので、評価とレビューを書こうと思う。

正直スペックを見る限りでは、
PS4と戦うには力不足かと思っていたが、
今では評価はかなり高い。

個人的には総合的な評価、買った後の満足度としては
PS4より大きく、とても買ってよかったと思っている。

ソフトとハードを調和させ、
高い満足度を引き出したという意味で、
任天堂の技術力には脱帽と言わざるを得ない。
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今回使用したソフトは「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」と「DQH1・2体験版」だ。
携帯モードと据置モードの比較はもちろん、
PS4とのグラフィックやフレームレートの体感やPS Vitaとの使用感についても比較してみたので、参考にして欲しい。

携帯モードの評価とレビュー

携帯モードの使用感

まずは下の写真を見て欲しい。

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PS Vitaと並べて撮影してみた。
ディスプレイ単独で、既にPS Vitaと同等の横幅がある。

ここでJoyコンを接続してみよう。
ディスプレイ側面の接続用のレールに、
Joyコンを滑り込ませるように接続する。

上手く接続されるとカチリとなるのだが、割とこの感触は好きである。
合体ロボ的な、いい意味でオモチャとしての楽しさがある。

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携帯モードとなったニンテンドースイッチ。
でかい。
携帯モードでもPS Vitaより一回り大きい。

Joyコンと合わせると、重さは398g。
PS Vitaは219gなので、およそ2倍だ。

実際に持ってみると、
そこまで重さは感じないが、
ディスプレイが大きい分横幅も長いので、
両手で持つと肩を張ったような状態になってしまい、違和感がある。
(PS Vitaはしっくり来る大きさ)

ただし仰向けに寝転がってプレイできない程重いわけではなく、
むしろ腕が安定する分、寝転がりプレイ推奨と言えるかもしれない。

携帯モードの性能

ディスプレイ自体の視認性は高く、
解像度もiPhone等と比較しても遜色ない。

ただし同時発売のDQH1・2は、
画質は良いものの、フレームレートが安定せず、結構カクカク。
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しかし流石は任天堂。ゼルダBotWをプレイしたところ、
とにかくグラフィックが素晴らしく、「携帯ゲームもここまで来たか」という印象。
さすがにポリゴン数ではPS4に及ばないが、
ライティングを上手く使って「見ていて満足できる画面」を演出している。

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正直写真よりも実物は美麗だ。
この画面が特に処理落ちなく、思いのままに動かせるという体験は感動もの。

ゼルダBotWが滑らかに動くのはハードメーカーとしての意地か。
ニンテンドースイッチの性能に最適化されているということだろう。

PS4で絶賛売り出し中のホライゾンゼロドーンと比較しても、
映像としての満足感は決して負けていない。
さらに動かしていて楽しい。

(ポリゴン数は流石に勝負に勝負にならないが)

DQHはおそらく PS3かVita版のベタ移植だと思うのだが、
予想以上にカクカクしていた。

ニンテンドースイッチの性能を考えると、
PS4とまではいかなくとも、もう少し頑張れる気がするのだが…

以上のように、
サードパーティ製のゲームはニンテンドースイッチに最適化されているとは限らない。
今後も性能上の懸念は付いて回ると思われる。

しかしながら、ゼルダBotWもアップデートによりフレームレートが向上したので、
任天堂がそのノウハウをサードパーティに供給することで、性能問題は徐々に解消するのでは、とも思う。

バッテリーの持続時間

フル充電からゼルダBotWを動作させた場合、約3時間程度プレイ可能だ。

この数字の受け取り方は人によって異なるだろうが、
例えば通勤・通学の合間にプレイすることを想定したとしても、
往復3時間を超える人はそれほど多くないのではないだろうか。

個人的には最低限必要なバッテリー持続時間は確保されていると思う。

ただし、これは新品時の持続時間であり、
バッテリーの特性上、使用歴が長くなれば持続時間も短くなるので、
不安な人は大容量のモバイルバッテリーを用意しておくといいだろう。

テーブルモードの評価とレビュー

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本体背面のツメを引き出すことで、テーブル上に立てることができるようになる。
このツメ、最初はなかなか出てこない。

1つしかないし結構薄いので、子供が乱暴に扱ったりすると案外すぐ破損しそうだ。

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想定される用途としては、
テレビが使えない時に2人で対戦する、とかだろうか。

頑張ればギリギリなんとかなるかもしれないが、
通常の携帯機より画面が大きいとはいえ、なかなか挑戦的な試みだ。

おそらくほとんどの人はこの形態は使わないのではないだろうか…

据置モードの評価とレビュー

ドックにニンテンドースイッチ本体を格納することで、
テレビへHD画質で映像出力ができるようになる。

もちろんテレビへ出力した方が映像が大きく綺麗に感じるが、
映像自体が補正されている気もするものの、正直誤差のレベル。
映像としては携帯モードでも十分に美しい。

また、体感としては据置モードの方が
少し滑らかに動いているような気がする。

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また、ドック格納状態を据置機として見た場合、
PS4に比べてとても小さく軽量に収まるので、
例えば長期休みで田舎へ帰省するといった際にも簡単に持ち運びができる。

小中学生のいる家庭にとっては、上記のようなニーズはあるのではないだろうか。

Joyコンの操作性

据置モードでプレイする場合も、Joyコン同士を連結して
通常のコントローラのように扱える。
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この状態の操作性は、特に悪くない。
PS4のコントローラに馴染んでいても、特に操作し辛いとは感じなかった。

ただし、Joyコン単独でのいわゆる「おすそ分け」状態では、
やはりまともにプレイすることはできない。
あくまでパーティゲーム用の機能だ。

ただ余程のことがない限り、Joyコンで十分プレイは可能だと感じる。

Proコンの操作性

Proコンとも比較してみた。

ProコンはJoyコンに比べると一回り小さく、取り回しが良い。
確かにProコンの方が握りやすく操作しやすいと思う。
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特にゼルダの場合、+-ボタンがメニューを開くボタンのため多用するのだが、
Proコンの方が圧倒的に押しやすい。

が、あえて6,980円も出して買うほどのか?と言われると疑問だ。

だがJoyコンを新規で購入する場合、7,480円するので、
実はProコンの方が安上がりということになる。

つまり新規でコントローラを買い足す場合には、Proコンも十分選択肢に入る。
というか単純にコントローラー高くね?

総合評価

正直スペック的にはニンテンドースイッチに懐疑的だったのだが、
ゼルダのクオリティを見せられてしまうと…手のひらを返さざるを得ない。

このクオリティを携帯で遊べるというだけで、
「買うべき!」と言いたい。

さらに本体も遊び心に溢れており、
正直触っているだけで楽しくなるガジェットだ。

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