2019年も、E3に合わせて「PS4 Days Of Play Limited Edition」が発売される。
ではこの特別モデルは、通常のPS4(Slim)やPS4 Proと何が違うのだろうか。
この記事では、特に今からPS4を買おうか悩んでいる人に向けて、各モデルの違いを比較しておく。
Contents
PS4 Days Of Play セールの概要
まずこの「PS4 Days Of Play」モデルだが、そもそもはE3の開催に合わせたソニーの特別キャンペーン「Days Of Play」があり、
その記念モデルとしてPS4(Slim)に特別デザインを施したものとなっている。
「Days Of Play」キャンペーン期間中である2019年6月7日から6月17日の間は、
すべてのPS4のモデルが通常価格より5000円引きとなっている上、ソフトについてもダウンロード版のセールが行われる。
PS4 Days Of Play Limited Editionの性能
まずは最初に抑えておくべき価格や性能について、下記の表にまとめたので確認して欲しい。
「Days Of Play」モデルの性能は原則PS4(Slim) 1TBモデルと同等だ。
PS4 Days Of Play | PS4 Pro | |
価格 | 29,980円(1TB) | 34,980円(1TB) 39,980円(2TB) |
解像度 | 1920x1080 | 1920x1080 |
CPU性能 | 8コア 1.6GHz | 8コア 2.1GHz |
GPU性能 | 1.84TFLOPS | 4.20TFLOPS |
メモリ性能 | 8GB 176GB/s | 8GB 218GB/s |
ストレージ容量 | 500GB/1TB | 1TB/2TB |
Wifi | 802.11 ac | 802.11 ac |
寸法 | 約265mm×39mm×288mm | 約295mm×55mm×327mm |
重さ | 約2.0kg | 約3.3kg |
消費電力 | 最大165W | 最大310W |
特色 | ・省スペース/省電力 ・お値段抑えめ | ・ブーストモード ・4K出力 ・スーパーサンプリングモード ・SATA3対応 |
PS4 Days Of Play Limited Editionは基本的には、
PS4(Slim)の1TB版と同等のスペックで、デザインを数量限定仕様に変更したものと考えて貰えばいいと思う。
そのため、処理性能的にはPS4 Proには劣っている点は気をつけて欲しい。
もしも4K解像度への対応や、最高の処理速度(フレームレートなど)を求めているのであれば、PS4 Proを買うべきだ。
もちろん状況により処理落ちが発生する可能性はPS4 Proの方が低いので、対戦メインで遊ぶ場合もPS4 Proが無難だ。
PS4 Proとの違いや各性能値の詳細については以下に記載しているので、参考にしてもらいたい。
PS4 ProとPS4 Slimの違いとは。今から買うべきなのはどっちか? 価格と性能・機能の比較。
2018年版と2019年版の違い
「PS4 Days Of Play」モデル自体は、2018年も同じように発売されたが、デザインとストレージ容量が異なっている。
2019年版では、ストレージ容量が500GBから1TBと2倍になっており、より多くのソフトを格納できる。
念のために記載しておくと、PS4はディスクの中身をすべて本体ストレージにインストールしてから遊ぶようになっているため、
ソフト1本あたり約20〜100GB程度の容量が必要だ。
また、ベースとなるPS4の型番も当然ながら新しくなっているので、消費電力など細かい面が改善されている。
デザイン面は好みがあると思うが、個人的には2019年版の方が落ち着いていて好みだ。
下記はDays Of Playモデルの2018年版。
PS4 Days Of Play Limited Editionは買うべきか
PS4 Days Of Play Limited Editionの評価としては、エントリーモデルとしては非常に無難で、
今から買うのであれば強くおすすめできるモデルとなっている。
2018年版との最大の違いであるストレージ容量は、1TBと余裕のあるため、
やたらと大量のゲームを同時にプレイしない限りは容量不足になることはないだろう。
性能に関しても、動きの早いアクションやFPSでも、基本動作自体は十分だ。
容量、価格とも非常に手頃であり、多くの人に勧められる内容となっている。
PS4 Proの購入に躊躇するようであれば、こちらを買うことをおすすめする。
PS5を見据える場合
まだ発売時期は明らかになっていないが、PS5の存在が公式に言及された。
PS4との互換についても言及されているため、人によってはPS5まで待とうかという人もいるだろう。
もちろんPS5まで待った方が、トータルではお金がかからない。
しかしながらPS4の場合、正式発表から日本での発売まではちょうど1年となっている。
PS5の場合、現時点ではまだ正式発表とは言い難いので、
最低でも1年以上、場合によっては 2年近く待つことにもなる可能性がある。
現時点でPS4に魅力を感じているなら、まずはPS4(Slim)かDays Of Playモデルを買って遊びつつ、
PS5が発売され、ソフトの主軸がPS5に移ったタイミングで買い換えることをおすすめする。